※前回の読書感想ぶ~ん。
ウォーレンバフェットに関する本 3冊目。
バークシャー・ハサウェイを率いた男は投資家ではなかった。
全体的に難しい内容の本でしたが、最後まで読んでよかった!と思えた本です。
第一部 人々のリーダー
第二部 資産運用
第三部 オーナーのように行動するために
ウォーレンバフェットが経営するバークシャーハサウェイについてから始まり、
資産運用について(特に「コア・コンピタンス領域(核となる能力/自分が理解できる範囲)」、そしてオーナーのように行動するために、の内容です。
この本の中では「コア・コンピタンス領域」
つまり自分がしっかり理解できているか?のチェック方法について次のように記しています。
①真実とその背後の動きとそれらの関係を確認できれば、理解したと規定する。
②逆の過程をたどって以前の結論と逆になれば、理解していることを確認できる。
③判断結果に対するフィードバックを見ることで、理解しているかどうかをチェックする。
自分が理解できていないことには投資をしないというウォーレンバフェットの方針について、学ぶことができました。
間違いとは、自分が理解できて、その場にいて、見ているのに何もしないこと。-ウォーレン・バフェット
— foxxi0125 (@arlie0125) April 3, 2017
賢くて勤勉な人でも自信過剰に陥って失敗することがある。自分は素晴らしい才能と手法を持っているという自己評価を信じて、必要以上に難しい道を選んでしまうからだ。-チャーリー・マンガー
— foxxi0125 (@arlie0125) April 2, 2017
第一の原則は自分をごまかないこと。ただし、最もごまかしやすいのが自分なのである。-チャーリー・マンガー
— foxxi0125 (@arlie0125) April 3, 2017
また個人的には「後智恵と自信過剰」にグザグザきました(笑)
「残念ながら、ビジネスの世界では常にバックミラーのほうがフロントガラスよりもはっきりと見えるものです。何年か前で、メディア事業にかかわるだれもー貸し手もオーナーも金融アナリストもーこの業界が経済悪化に苦しむことになるとは思ってもいませんでした(しかし何年か経てば、こんなことはとっくに予想していたと自分を納得させているはずです。」-ウォーレンバフェット
人間は生まれながらにパターンを見つける才能があり、それを使えば過去の出来事のなかからそれまで理解できなかったものを説明する物語を抽出することができる。
— foxxi0125 (@arlie0125) April 11, 2017
驚きのない過去という考えは、驚きのない将来を連想させ、私たちは自分が本当は理解できないものを理解していると簡単に納得してしまう。
— foxxi0125 (@arlie0125) April 11, 2017
誰でも評論家になれる「確証バイアス(最初からありき結論バイアス)」で自信過剰にならないように常に意識をしなくてはならない(´・ω・`)
安易に「やっぱり!」とか「そうだと思った!」と使っていないか?
わかったつもりが失敗やリスクを生む。
さらに行動経済学についても学びたいと思いました(・ω・)
こちらも面白かったです。
ウォーレン・バフェット 賢者の教え―世界一投資家思考の習慣 (経済界新書)
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